パスワークと星幽体投射:ミクロコスモスとマクロコスモスの照応

ミクロコスモスとマクロコスモスの照応は、黄金の夜明け系の魔術において重要な概念です。「上は下の如く、下は上の如し」という言葉が示すように、私たちの肉体は宇宙のより大きな構造を反映しています。この照応を活用して、自らの身体にある生命の木の象徴に働きかけることで、より広範な意識の領域とつながることができます。これは、タロットなどのパスワークを通じて行われ、私たちの無意識から民族的・人類的な意識へとつながります。

パスワークと星幽体投射の目的

パスワークと星幽体投射は、単なる精神的な探求以上のものです。これらの実践は、自己認識を深め、より高い意識状態を達成し、さらには現実世界に変化をもたらすためのツールとして使用できます。

たとえば、パスワークを使用して、自分自身の内なる葛藤やブロックに対処できます。パスワークでは、タロットカードやその他のシンボルを使用して、自分の無意識を探求し、パターンやテーマを明らかにします。これにより、自己理解を深め、より調和のとれた統合された個人になることができます。

星幽体投射は、遠隔地の探索、ヒーリング、さらには他の次元とのコミュニケーションに使用できます。星幽体投射では、肉体を離れてアストラル体で旅行します。これにより、物理的な制約を超えて、より広大な現実を体験できます。

安全な実践における注意点

パスワークや星幽体投射を実践する際には、次の注意事項を考慮することが重要です。

グラウディングを重視する: 常に自分自身の身体と現実世界にしっかりとつながっていることを確認してください。これにより、他の次元からの影響を軽減できます。グラウディングを行う方法は、瞑想、ヨガ、自然の中で過ごすなど、さまざまです。
日常との混交を避ける: 投射中に経験したことを、日常生活に持ち込まないように注意してください。これにより、現実認識の混乱を防ぐことができます。投射後のグラウディングが重要です。
段階的に練習する: いきなり奥深い領域に飛び込むのではなく、段階的に練習してください。これにより、自分の能力を評価し、安全に限界を広げることができます。たとえば、最初は自分の部屋の中で星幽体投射を行うことから始め、徐々に範囲を広げていきます。
信頼できるガイドを見つける: 可能であれば、経験豊富なガイドの指導の下でパスワークや星幽体投射を実践してください。これにより、安全で効果的な方法でこれらの実践を行うことができます。

パスワークと星幽体投射における現実感

私は、パスワークや星幽体投射におけるリアリティは、受け身ではなく能動的に付与されるものだと考えています。たとえば、星幽体投射で宇宙に出た場合、事前に宇宙空間について調べ、自分の経験にその情報を組み込みます。これにより、より鮮明で現実的な体験を生み出すことができます。

また、パスワークや星幽体投射中に、自分の意図を明確にすることが重要です。何を達成したいのか、どこに旅行したいのかを明確にすることで、より強力で焦点を合わせた体験を生み出すことができます。

パスワークと星幽体投射の限界

これらの実践を進めると、自らの領域の探求から、他の次元とのつながりへと進むことができます。ただし、自らの実力を超えて奥深くまで進むことは危険です。コントロールを失い、「帰って来れない」可能性があります。自分の限界を認識し、無理をしないことが重要です。

結論

パスワークと星幽体投射は、ミクロコスモスとマクロコスモスの照応を活用して、より広範な意識の領域を探求するための強力なツールです。ただし、これらの実践を安全かつ効果的に行うためには、注意事項を遵守し、現実感の構築に重点を置くことが不可欠です。これらの実践を忍耐強く熱心に取り組むことで、自己認識を深め、より高い意識状態を達成し、現実世界に変化をもたらすことができます。

参照文献

Israel Regardie, The Golden Dawn: A Complete Course in Practical Ceremonial Magic
Dion Fortune, Applied Magic
Franz Bardon, Initiation into Hermetics
Robert Bruce, Astral Dynamics: A New Approach to Out-of-Body Experiences

春分へ向けて

春分に向けて儀式の精度を上げていってる。
日拝、プレ、五芒星小儀礼、生まれなき者の儀式。どれも精度を上げてやってみると結構頭がほわほわする。
魔術用デスクトップの壁紙。DALLE-3使えば良いのではないか。四方と中央作ってClipPaintで合成みたいな。

3Dプリンタで四聖獣そろえてみた

折角3Dプリンタ持ってるので、ぼちぼち気が向いたときに四聖獣をプリントした。

最初に印刷したのは随分前だったような……。まぁいいけどね。義務とかじゃ無いし。

それはともかく、昨日牛をプリント。イイ感じのフリー素材が無かったのでなんでか知らないけどインドのナンディーさんになった。聖なる物繋がりって事でヨシ!

あとは生命の木とかもやってみたいな。昔作った生命の木のモデルどっか無くしてプリントできないのよな……。どうしたもんか。

 

宇宙の調べ: 西洋儀式魔術と多元宇宙のアンサンブル

西洋儀式魔術の伝統、特に黄金の夜明け団の流れを汲む者として、19世紀の神秘的宇宙観と現代の宇宙学の融合は、新たな視点と知識の探求への道を開く。この探求は、古代の象徴と現代の科学の間に新しい対話を生み出し、宇宙の深遠な理解へと導く可能性を秘めている。
黄金の夜明けは当時最新の技術、電気を儀式に利用した。我らも同じ事をしてはならないという法は有るまい。本物の科学者でもない私が聞きかじりのアイディアを練る様は滑稽かもしれない。しかし一人の魔術師としてのあがきとみて頂ければ幸いである。

多元宇宙理論は、無数の宇宙が存在し、それぞれが独自の物理法則や運命を持つと提唱する。この理論は、宇宙がエネルギーの生成、隆盛、衰退、そして死のサイクルを経ることを示唆し、これらのフェーズは古代の四大元素—地、水、火、風—と対応する。それぞれの宇宙はこのサイクルの特定のフェーズにあり、それらのエネルギー状態は宇宙の物質とエネルギーの動きを定義する。

元素・四方・エネルギー
生成
隆盛
西 衰退
死・停止

多元宇宙理論の一つにエネルギー時空がある。エネルギー時空のコンセプトは、エネルギーと時空の交差点に焦点を当てる。そしてダークエネルギーやダークマターのような現代の宇宙学の問題を探求する新しい枠組みを提供する。このエネルギー時空という仮説は、宇宙のエネルギーの流れと時空の幾何学を結びつけ、魔術的な宇宙観と現代の宇宙理論を融合させる可能性を示唆する。

西洋儀式魔術の象徴的な枠組みと多元宇宙理論を組み合わせることで、新しい祈りや儀式の可能性が生まれる。四方と四大元素、そしてエネルギーの四段階のサイクルは、神秘的な宇宙観を現代の宇宙の理解と結びつける新しい道を開く。それらは祈りや意識のレベルで宇宙の深遠な真理にアクセスする手段となり得る。

さらなる探求の余地として、「上下」の概念、五芒星や六芒星の象徴的意味、そしてそれらが時空の構造や黄道十二宮、天国、生命の木とどのように関連しているのかを考察することが挙げられる。これらの象徴は、新しい宇宙観の創造と神秘的な宇宙観の再解釈を促進する可能性があり、さらなる探求を刺激する。

この交差点での探求は、古代の知識と現代の科学の間で新しい対話を生み出し、宇宙の本質についての深い洞察を提供する可能性がある。新しい宇宙観の創造は、宇宙の神秘と科学の融合を通じて、未知の領域への冒険へと私たちを誘っている。そして、この冒険は、宇宙の深遠な理解と人間の存在の真実を探求するための新しい道を開く可能性を秘めている。

我々は歩みを止めてはいけない。我々は魔術というArtを行う者なのだから。

ちょいと遅くなりましたが、秋分の日レポート

この数年サボり気味だったので、やってみました。とはいえ、1日遅れなんですけど。

おまけに何か華々しい成果があるわけでもないのですが。まぁ何はともあれ参加する事に意義があるということで。

やりたい事をどんどん増やすので、なかなか完成しないものばかりですがボチボチやっていくつもりです。

 

太陽の船(仮題)詩

8月9日にあった日拝事件(?)の事を今更ながら詩にしてみました。

庭の一隅が私の祭壇
遥か遠く太陽の先に祈る
私は風と共に雲を抜け
そこを目指す

あなたの光は苛烈で優しい
もうその光を受けて幾年月となるだろう

春夏秋冬を幾つ重ね
あなたを見て来ただろう
祈っただろう

そこに在りてなお超然とし
私と別の空を往くあなた方
だからこそ惹かれるのだと思って居た

だがどうであろう
今
私はそこにいる
共に在る

床に足を付け
風を感じ
船縁から外を見る

夢の中の夢
幻の中の現実
夢幻の船は
今足元に在る

幾年の祈りは
新たな祈りとなる

日拝メモ

部屋からサッシ越しに実行。網戸などもあるので通行人には見えなかったと信じたい。

実行からは、割と早めに体外に出ることが出来た。

ただそこからの展開は若干早すぎた気がする。空の過程をほぼすっ飛ばしていったからだ。

黒くもない、光ってもない、白い空間?に船が居る。
新材のような色の太陽の船。神は乗っていない。
これは自分が育てる船なのでは、という予感?がある。

タロット・タリスマン到着

タロット・タリスマン無事到着しました。

現代魔術体系もとうとう7冊揃いましたな。確かにこの並びを見ると現代魔術体系だなと感じます。ただ、混沌系の人は不満かも知れませんね。私は混沌系は分からないので「どの本が出てたら!」みたいなのは分かりませんが。

中身の方もざっくり見て見ました。

それぞれの象徴に関して、キーワードや説明が分かりやすく、事典的に使えそうなのが良いと感じました。
特に、天使のテレズマに関してはI∴O∴S∴のエレメンタマギカにも多少匂わせがあったのですがそれだけで、自分なりに組み立てるのは難しい状況でした。タロットタリスマンによって非常にやりやすくなったと思います。

タロットタリスマン儀式については、ちょっと思ってたのと違いました。
カードは受動的に、つまり通常の占いのように引いた物に対してスクライングしたりするのかと思っていましたが、能動的にカードを選んでスプレッドを作り、祭壇として利用するのですね。この方向性は面白いです。

このタロットタリスマンの魔術の特徴は大規模な儀式用の部屋や魔術用の道具(魔術武器など)を揃えずともタロットカードだけでまかなえる点に有ると思います。
ある意味日本人向けと言えるのかも知れません。
ただ、要求されるものは割と高く、「本当の性能を出し切る」にはかなりの学習と練習が必要となるでしょうね。

 

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オカルト好きのためのMisskeyのサーバを立てました。名前は「しんぴのあなぐら」です。
https://mystics-den.club/

MisskeyはMastodonなんかと同じ分散型SNSと呼ばれている種類の物です。
サーバは個人が建ててそれぞれが連携しています。サーバ毎にテーマや管理人の定めたルールがあって個性的です。連携しているので他のサーバのノート(投稿)も見ることが可能です。
まぁTwitterやDiscordとは大分違う感じのSNSです。

良かったらおいで下さいませ。

タロットのデータをAIに喰わせる話

先日、文章生成型AIを触り始めたことを書いた。次の段階として、タロットや魔術などの基礎的な用語を放り込んでみようと思って居る。AIに幾つか質問したのだけど、割と出鱈目なので正したい感じ。タロットデッキの枚数からして適当なのはちょっとね。

そこで、手持ちに良いデータがあるか見て見ると、以前作ったデータが出てきた。あるはあるのだが、ChatGPTで生成したのも一部使ったような。きちんと確認して無いけど、商用か何かで使うのは駄目とか聞いた気がする。

それならまぁあやふやな部分があるデータを使ったり出したりすれば(教育用に作ったデータは公開すると喜ばれることもある)大変な事になるだろう。昨今AI警察みたいなアカウント急速拡大中らしいし。

そこでデータを一から作ることにしたのだが、さすがに何も参考にせず書けるなんて事は無い。

参考文献としてタロット象徴事典とwikipediaの該当ページを利用することにした。キーワードはさすがにオリジナリティは(ほぼ)出ないし出すべきでは無いだろう。ただ、解釈文に関しては自分なりの物を入れられるはず。

いつになったら仕上がるのか分からないけど、オリジナリティのあるユニークなデータになるはずだ。

それが終わったら色んな用語だな。頑張ろう。

フリーのAIを触ってる話

つい先日より、フリーでモデル(語彙やその出力の頻度を決める物)公開されているAIを触っている。新しいモデルが公開されたけど、大容量だからうちのパソコンでは動かんよなぁと思って関連情報を漁っていると、VARMを大幅に圧縮できるライブラリがあると知った。

なら、自分のパソコン(VRAM12Gb、メインメモリは64GB)で動くじゃん!と手を出し始めた。目標は自分専用の電子魔術日記である。

現在使っているMSAccessの日記ソフトも結構便利なんだけど、紙の魔術日記には負けている部分がある。それをAIに助けて貰えば、最強なんじゃ無いか?と考えている。

ここ数日の研鑽の結果、最近出たモデルは動かせるようになってきた。
次は自分の持っているデータを教え込む事が出来るようにしたい。しかし、オカルトネタのデータセット(教え込むための教師用データ)なんて、世界中のどこにもないので自分で作るしか無く……。これはかなりきつい。

とりあえず、個々のタロットカードのキーワードや意味は加工しやすい物を作っているので何とかなりそうだけど、魔術の基本概念とかそういうのをなんとか作り上げてみたい……。もちろん、著作権に触れないように。

幸い、自分が使う大体の用語に対する自説的な物は(書いてないけど)あるので、キーワードを見つけては書くようにすればなんとかなるのかな?

ある程度(200項目以上)作らないと上手く学習できないそうなので何とか頑張りたい……。