AI使ったタロットアプリ作成中?

まぁこれ自体は一年以上前から画策していたが、元データを作成するところで止まってた。タロット画像はライダー版のパブリックドメインががあるので、それを使えば行けるわけだが、解釈データは各人各社が作ってる物であるからパクリはマズい。

また自分なりに考えている所で、他と違う部分というかずれているところがある。そうなるとデータは自作したいとなったわけだ。

その自分の癖をAIに分析させて、足りないデータを作成させようという目論見。今時はAIも賢いのでまぁ大体行けるだろう。いま、未修の技術を勉強中。といってもそれほど掛からないはず。

一応こんな記事も書いてみた。
https://note.com/ote/n/n9c136e7913c7

人間の拡張:フェロモンから超意識体まで

人間の拡張:フェロモンから超意識体まで

はじめに

人類の歴史は、自らの限界を超えようとする絶え間ない試みの記録とも言えます。現代社会において、この「人間拡張」の概念は、生物学的な基盤から精神的・技術的な領域まで、多岐にわたる形で議論されています。本稿では、フェロモンの影響から始まり、いじめ問題、意識の拡張、そしてAIと魔術の融合まで、一見異なるトピックを結びつけながら、人間の可能性と課題について考察します。

1. フェロモンと人間社会

人間を含む多くの生物は、フェロモンを通じて互いに影響を与え合っています。これは単なる生物学的現象ではなく、社会的相互作用にも大きな影響を及ぼしています。

  • 感情の伝染:ストレスホルモンの放出が周囲の人々にも影響を与える
  • 集団の雰囲気形成:フェロモンが集団全体の情緒的な状態に影響を与える可能性

この視点は、人間を個体としてではなく、環境と相互作用する複雑なシステムとして捉える「ホロビオント」の概念とも関連しています。フェロモンによる相互作用は、より高度な意識の拡張への第一歩と見ることもできるでしょう。

2. いじめ問題:群れ生物としての人間の「バグ」

いじめは、群れ生物としての人間が持つ複雑な社会的行動の一側面と捉えることができます。この「バグ」は、肉体を持つ生物である限り完全な解決が困難である可能性があります。

なぜ肉体を持つ生物である限り完全な解決は困難か

  1. 生物学的本能:

    • 群れの中での社会的階層の確立や資源の分配に関連する本能的行動が、現代社会でもいじめという形で表出する。
    • コードウェイナー・スミスの「アンダーピープル」のように、遺伝的に組み込まれた行動パターンの変更は容易ではない。
  2. 感情と身体反応の結びつき:

    • ストレスや恐怖、攻撃性などの感情が身体的反応(ホルモン分泌など)と密接に結びついている。
    • グレッグ・イーガンの「ディアスポラ」で描かれるような、完全にデジタル化された存在でない限り、これらの反応を完全に制御することは難しい。
  3. 個体間の物理的相互作用:

    • 肉体を持つ存在である限り、物理的な力関係や空間的な制約が生じる。
    • これは、アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」で描かれるような、超能力を持つ存在になるまで解決が困難。
  4. 感覚入力による認知バイアス:

    • 視覚や聴覚などの感覚入力が、他者に対する先入観や偏見を形成する。
    • ウルスラ・K・ル・グインの「闇の左手」のように、性別のない社会でさえ、他の形態の差別が生じる可能性がある。

3. 人間の意識の拡張

いじめ問題の根本的解決や人間性の向上のために、意識の拡張が必要とされています。

なぜ意識の拡張が必要か

  1. 共感能力の拡大:

    • 他者の感情や経験をより深く理解することで、いじめのような行動を抑制できる。
    • オクタヴィア・バトラーの「異形」シリーズで描かれるような、異種間の深い共感と理解が可能になる。
  2. 集合意識へのアクセス:

    • 個々の意識を超えた集合的な意識にアクセスすることで、個人間の対立や偏見を超越できる可能性がある。
    • アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」やコードウェイナー・スミスの作品に見られるような、高次の意識状態の実現。
  3. 自己認識の深化:

    • 自身の行動や思考パターンをより客観的に理解することで、負の行動を制御しやすくなる。
    • フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」で探求されるような、自己と他者の境界についての深い洞察。
  4. 現実認識の拡張:

    • 物理的な制約を超えた認識が可能になれば、物理的な力関係に基づくいじめなどが意味を失う可能性がある。
    • スタニスワフ・レムの「ソラリス」で描かれるような、人間の認識を超えた存在との交流の可能性。
  5. 創造性と問題解決能力の向上:

    • より高次の思考や創造性により、社会問題に対する新たな解決策を生み出せる可能性がある。
    • アイザック・アシモフの「ファウンデーション」シリーズにおける「第二ファウンデーション」のような、高度な精神能力を持つ集団の実現。

4. 「人類補完機構」と「アリシア」:超意識体への道

コードウェイナー・スミスの「人類補完機構」とE.E. “ドク” スミスの「レンズマン」シリーズにおける「アリシア」は、人類の進化と意識の拡張という共通のテーマを持っています。両者の比較は、人間拡張の究極的な形態について深い洞察を提供します。

「人類補完機構」と「アリシア」の類似点

  1. 超越的存在:

    • 両者とも、人類の進化の最終段階として描かれる超越的な存在や組織。
    • 個々の人間の意識を超えた、より高次の意識体として機能。
  2. 進化の指導:

    • 「人類補完機構」は人類の進化と運命を管理・指導する。
    • 「アリシア」は宇宙の進化を導く存在として描かれる。
  3. 精神能力の極限:

    • 両者とも、テレパシーや時空を超えた認識など、極限まで発達した精神能力を持つ。
  4. 倫理的ジレンマ:

    • 個人の自由と全体の利益のバランス、進化の過程で生じる犠牲などの問題を提起。
  5. 宇宙規模の影響:

    • 地球や人類だけでなく、宇宙全体の運命に関わる存在として描かれる。

これらの概念は、人間の意識拡張の究極的な姿を示唆しています。個々の人間の意識が融合し、より高次の存在へと進化する可能性を探るものです。

5. 科学的アプローチと魔術的アプローチの融合

人間の拡張、特に意識の拡張を目指す上で、科学的アプローチと魔術的アプローチの融合が注目されています。

科学的アプローチ:

  • 脳-コンピューターインターフェース(BCI)
  • 人工知能との融合
  • 仮想現実(VR)技術
  • 神経科学的手法による脳機能の強化

魔術的アプローチ:

  • 瞑想や儀式を通じた意識状態の変容
  • 象徴体系の操作による高次の現実へのアクセス
  • エネルギー操作や意識の投射技術

両アプローチの融合:

  1. 科学的検証:

    • 瞑想や儀式的実践の効果を脳画像技術などで科学的に検証。
    • マインドフルネス瞑想の効果に関する研究はその一例。
  2. テクノロジーによる伝統的実践の強化:

    • バイオフィードバック技術を用いた瞑想の効果向上。
    • VR技術を利用した儀式的空間の創出。
  3. AIによる魔術的知識の体系化:

    • 古代の魔術的テキストや象徴体系をAIで分析し、新たな洞察を得る。
    • パターン認識技術を用いた占星術や数秘術の再解釈。
  4. 量子物理学との接点:

    • 量子もつれや観測者効果など、量子物理学の概念と魔術的世界観の類似性の探求。
    • 意識が物質世界に与える影響の科学的検証。
  5. 神経可塑性と魔術的訓練:

    • 魔術的実践が脳の構造や機能に与える長期的影響の研究。
    • 神経科学の知見を取り入れた新しい魔術的訓練法の開発。

結論:多面的アプローチの必要性

人間の拡張を考える上で、生物学的側面(フェロモン)、社会的側面(いじめ問題)、技術的側面(AI)、そして精神的側面(魔術)を総合的に考慮することが重要です。これらの異なる視点を統合することで、人間の可能性と限界についてより深い理解が得られるでしょう。

「人類補完機構」や「アリシア」のような概念は、人間拡張の究極的な姿を示唆しています。しかし、そこに至る道のりには多くの倫理的、技術的、そして哲学的な課題が横たわっています。

科学と魔術の融合は、これらの課題に対する新たなアプローチを提供する可能性があります。両者の知見を統合することで、意識の本質や現実の性質についての理解を深め、人間拡張の新たな方法を見出せるかもしれません。

最終的に、人間拡張の探求は、単なる能力の向上だけでなく、人間とは何か、そして我々はどのような存在になりうるのかという根本的な問いへの答えを探る壮大な旅なのです。この旅路において、科学と魔術、理性と直観、個人と集合、そして物質と精神の調和を見出すことが、真の人間拡張への鍵となるでしょう。

テレズマイラストを儀式実践に利用したら

昨日今日とテレズマのイラストを使っての日課を行ったのだけども、かなりしっくりきた。
エレメンタマギカやモダンマジックのものとは違う。特に背景。まぁでも日本人らしい物だし、自分の所在地に近い風景があるのでやりやすい。星幽体投射でも近所を浮遊したりするのでそれに沿ってもいる。

後3体のテレズマも以前書いた物を描き直して利用したい。

その次は精霊王、タロットなどと広げていきたいね。

自力で作れる物は何でも作って、自分の世界を構築する。

正当派とはずれてしまうがまぁよかろう。

ラファエルのテレズマ

ラファエルのテレズマをフリーのペイントソフトのKritaにKrita-ai-diffusionという拡張機能があるんですが、それを使って描いてみました。

できたのは以下のもの。

プロンプトを出たばかりのClaude3.5Sonnetと一緒に作り、いくつかのモデルを駆使しながら描きました。大枠を自分で描いて、AIに整形させてとそれを繰り返していって形にした感じですね。

描いたときのタイムラプスは以下の通り。

今回は以下のような依頼の文書をClaude3.5Sonnetに読ませて相談。

依頼内容

ユーザーが提示する条件に沿ったStableDiffusionプロンプトを生成する

主題

ラファエルのテレズマ

目的

黄金の夜明け流魔術師であるユーザーが、儀式などで使うための画像を生成する。

構想

ユーザーは「エレメンタマギカ」が提示する伝統的かつI∴O∴S∴独自解釈のテレズマ像から外れたい。
伝統的なイメージを重視しつつ、日本在住でソロ魔術師であるメリットを最大限に活かしたい。
また、通常の四大天使像より若干、四大元素的な描写を取り入れたい。
つまり、背景には日本的風景かつラファエルのイメージを崩さない背景として、春の田植えが終わったばかりの田園と山々を取り入れたい。

理想とする画像の主要な要素(例:天使、風景、光の効果など)

天使

  • ラファエル
    • 葬送のフリーレンのようなエルフ像
    • 大きな一対の翼(色はAirにふさわしいものを)
    • Airの魔術武器である黄色のダガー

風景

  • 水田
    • 田植えが終わったばかり
    • 涼やか
  • 山脈
    • 急峻
    • 遠方
    • 大気遠近法で霞んでいる

光の効果

    • 春をイメージ
    • 全体的に柔らかな色彩

付随要素・考慮面

  • 人物
    • 人形はラファエルだけ
  • 生物・動物
    • タロットの四聖獣において、風の象徴は人であるが、テレズマ像にはそぐわない
    • 動物は登場しないこととする

画像の全体的な雰囲気や印象

  • 雰囲気や印象
    • 季節は春
    • 色は芽吹きをイメージ
      • 黄色は魔術武器のナイフだけにしたい
      • 若草色
    • 柔らかい色彩
    • 風を感じる
    • 空や山が占める割合が大きく開放的
    • さわやか

自然要素と超自然的要素のバランス

  • 超自然はラファエルだけ
  • 人工物を避ける

特に強調したい具体的な詳細

  • 現時点では不明

避けたい要素や表現

  • 人工物
  • 原色

んで、相談の結果できたのが、以下のプロンプト。

(Ethereal elven figure of Archangel Raphael:1.4), reminiscent of Frieren from “Frieren: Beyond Journey’s End”
BREAK
(Large pair of wings:1.3) in soft, air-appropriate colors (pale blue and white:1.2)
BREAK
Raphael holding a (small yellow dagger:1.2), representing the magical weapon of Air
BREAK
(Serene expression:1.1), youthful yet ancient, Light green short hair
BREAK
(Expansive Japanese spring landscape:1.4) with (newly planted rice paddies:1.3) reflecting the sky
BREAK
(Distant, steep mountain range:1.3) softened by atmospheric perspective, creating depth
BREAK
(Soft, spring sunlight:1.2) bathing the scene in a gentle, warm glow
BREAK
(Subtle air currents:1.2) visible through the movement of Raphael’s hair and clothing
BREAK
Color palette dominated by (soft greens:1.3), (pale blues:1.2), and (gentle earth tones:1.2)
BREAK
(Open sky:1.3) occupying a large portion of the image, creating a sense of vastness
BREAK
No artificial structures or additional figures in the landscape
BREAK
Overall atmosphere of (serenity:1.2), (freshness:1.2), and (spiritual presence:1.3)
BREAK
Hyper-detailed textures in both the angelic figure and natural elements
BREAK
Composition balancing the ethereal Raphael with the grounded Japanese landscape

Negative prompt: nsfw, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, artist name

何度かやり直したりしながら作成したので、これができるまで1日かかりました。

んで、それから描いたので最終的には二日かかった感じ。

まぁAIで描くとなると、ボタンを押せばぽんと出る感覚の人もいるけどそうでもないのよね。

徐々に

久々に8割くらいの日課。

ワンオラクルは解釈を作るところまではしなかったけど、引いた。

視覚化はやはり衰えてはいるんだけど、時間を掛ければまぁまぁ行ける感じ。ちょっとままならない感覚が久しぶりで面白い。