魔術について思ったこと メモ

昨日Twitterで流した文。そのまま流れるに任せるのも勿体ないので、こっちの記事にもする。

さて。魔術について、思うままのことを。

幾つかの定義(D・フォーチュンやA・クロウリーなど)を併せて考えると、内面≓心や意思をもってして「何某(なにがし)か」を変えるもの、となる。そこが外界なのか、自身の内面なのかはおいておくとして。

私自身は、魔術は自身の内面と、自身の行動。そして自身が干渉しうる他人行動を変化させられると信じている。
魔術によって鍛えられた内面は、その威力をもってして自身なり、外界なりに影響していく。
ただ、それを自身のありのままの精神だけで行えると思うのは早計。支えるには、魔術的な考えや象徴への理解、日常的な鍛錬が必須と考える。それを自分自身として、つまり自家薬籠中の物として操るには、様々な修行が必要だろう。
その技術体系の一つが魔術なのだろうと考えている。

年を取ってから始めた魔術。様々な所で自身の硬直した部分を認識し、才が足りぬ事を痛感する日々。

しかし、最後の時までにはもう少しマシになっていたい物である。

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